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佐川急便/グリーン物流パートナーシップで国土交通大臣賞

2014年12月27日/CSR

佐川急便は12月26日、「グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰」で国土交通大臣賞を受賞したと発表した。

<表彰式の模様>
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東京スカイツリータウンについて、佐川急便は、東武鉄道、東武タワースカイツリー、東武タウンソラマチと共同で、大型複合施設への納品車両の円滑な搬出入の仕組みなどを検討する物流ワーキンググループに開業3年前の2009年から参画し、物流業務の効率化に取り組んできた。

東京スカイツリータウンでは、宅配便、直納便などを一括で引き受けて共同配送することにより納品車両台数の抑制とスムーズな納品を実現した。

入館や搬出入に関する「人・物・車・情報の一元管理」を行い、施設に出入する全ての情報を把握できる館内物流システムを構築することで、荷捌き駐車場や貨物用エレベーターの効率的な運用を行っている。

館内物流システムを導入すると共に、外部にTCセンターを新設して共同配送を実施。施設内で販売される商品のサプライヤーからの納品商品をTCセンターで受け入れて、検品仕分後に共同配送を行うことで搬入車両の集約を実現した。

今回の受賞は、これらの取り組みにより、物流におけるエネルギー使用量および CO2排出量の削減と、地域の交通安全への寄与などが評価された結果と考えている。

今後、これまでの館内物流業務の経験と実績を活かし、更なる環境負荷低減と物流の効率化、周辺地域に配慮した環境対策に取り組むことで、より積極的に館内物流業務の取り組みを推進する。

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