川崎汽船は1月20日、格付投資情報センター(R&I)による川崎汽船の発行体格付が、1月19日付けで発行体格付けが「BBB-/安定的」から「BBB/安定的」(トリプルBフラット)に引き上げられたと発表した。
なお、コマーシャルペーパーの格付けは「a‐2」で、変更はなかった。
R&Iは格付引上げの主な事由として、「コンテナ船事業におけるコスト構造改革により大幅赤字懸念が後退している」「自動車船事業での高い輸送力によって厚い顧客層の維持による収益基盤を築いている」「ドライバルク事業における中長期契約及びLNG輸送事業での高い参入障壁によって安定収益源が確保されている」「自己資本の修復、債務圧縮による財務基盤の改善がなされている」を挙げている。