ヤマト運輸は2月23日、4月1日から販売を開始する、「クロネコDM便」のサービス内容を決定したと発表した。
＜クロネコDM便の利用までの流れ＞
「クロネコDM便」は、ヤマト運輸と契約した法人や各種団体の顧客、個人事業主の顧客向けの、カタログやパンフレットといった販促物などを、全国へ送ることができる、受領印をもらわない投函サービス。
セールスドライバー（SD）による集荷、もしくは直営店から発送でき、追跡サービスも利用できる。さらに、内容物の印刷や、封入・封かんなどさまざまなオプションサービスを組み合わせることで、顧客の最適なダイレクトマーケティングを支援する。
契約の顧客に限るため、契約のない一般の顧客の利用、コンビニエンスストアなどの取扱店では取扱いしない。
料金は、数量や、届け先の地域ごとに仕分けるなど、出荷形態に応じて、顧客ごとに決める。郵便の代替として利用することを防ぐため、郵便料金と混同してしまうような定価額は設定しない。
上限金額は「クロネコメール便」の上限である164円とする。
ヤマト運輸と契約している顧客には、4月1日以降も、一定の移行期間を設け、期間中は現行の「クロネコメール便」の料金のまま「クロネコDM便」を利用できる。
契約のない法人や各種団体の顧客、個人事業主の荷顧客ついても、内容物の確認と契約をすることで、「クロネコDM便」を利用できる。事前に「クロネコDM便 お取引申込書」で、顧客から内容物の種類を申告する必要があるので、詳細については、最寄りの担当店へ問い合わせ。
■クロネコDM便詳細
特長：カタログ・パンフレットといった販促物などを、全国へ送ることができる受領印をもらわない投函サービス
顧客：ヤマト運輸と契約した法人・各種団体の顧客や個人事業主の顧客
内容物：宣伝・広告関連の商材や、販促物など（カタログ、チラシ、パンフレット、リーフレット、販促物および販促用CDやDVD、サンプル品など）
発送方法：セールスドライバーによる集荷、ヤマト運輸直営店へのお持込（全国約4000箇所）
配達方法：荷物の外装に記載された住所の荷物受け、新聞受け、郵便受け、メール室などに投函・配達
サービスレベル：400㎞圏内は翌々日、400km圏以上は発送日を含め4日目の届け
追跡サービス：あり
サイズ：大きさ：3辺計60cmまで、厚さ2cmまで、最長辺34cmまで
重さ：1kgまで
オプションサービス：内容物の印刷や封入、封かんなどのサービスを組み合わせて提供
料金：全国一律料金、上限164円（税込み）、顧客ごとに料金を決める。
