全日本空輸(ANA)は4月8日、国土交通省から、ユナイテッド航空と実施する太平洋ネットワークでの戦略的な航空貨物共同事業(Joint Venture)について、ATI(独占禁止法適用除外)の認可を受けたと発表した。
国土交通省からの認可と対象国での必要となる手続きを経て、ANAとユナイテッド航空は、両社が就航する太平洋間ネットワーク対象路線についての運航ダイヤ、運賃、営業販売、空港ハンドリング等の航空貨物共同事業を展開していく。
アジアと米州を結ぶ太平洋線ネットワークでの最初の航空貨物共同事業を行うことにより、両社はより多くの便の選択肢の提供とスピーディーな輸送サービスを実現し、顧客の利便性向上を図っていくとしている。