日本政策投資銀行は4月24日、愛知県豊橋市の豊橋埠頭に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施したと発表した。
これは、三河港豊橋コンテナターミナル近接地で、従来の倉庫より基礎の高さをかさ上げした西埠頭3号倉庫の新設資金を対象としている。
DBJは、南海トラフ巨大地震に伴う津波対策を見据えた豊橋埠頭の取り組みを「地域元気プログラム」の対象として認定し、融資を実施したもの。
豊橋埠頭は、1970年創業の三河港神野地区での港湾運送業者。会社創始の精神である「地元港湾の未来は我々の手で」を合言葉に、顧客ニーズの多様化に合わせ、海上・陸上輸送のプロ集団として迅速な物流サービスとサポートを手掛けることで、三河港の発展に貢献しているとしている。
なお、「地域元気プログラム」は、地域ごとの強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組み。東海支店では、「南海トラフ巨大地震対策支援プログラム」をテーマの一つとして、南海トラフ巨大地震も見据えた防災対策・事業継続に資する事業を対象として、情報面・資金面でのサポートに取り組んでいる。