オープンテキストグループのGXSは4月23日、世界最大規模の企業間B2Bデータ連携(EDI)クラウドプラットフォームである「OpenText Trading Grid」に、新たなアナリティクス機能を追加したと発表した。
この機能は、グローバル2000にも挙げられるような多くの企業のサプライチェーンを成功に導く原動力となる。Trading Gridのアナリティクス機能の拡張で、企業はビジネスプロセスインサイトの精度を高め、データに基づく意思決定を行うことが可能となり、サプライチェーンの効率性を高めることができる。
シンプルで直感的なユーザーインターフェースを搭載したOpenText Trading Grid Analytics は、問題や例外処理に取り組む際に必要となるタイムリーなB2Bトランザクションデータ、そしてパフォーマンスの傾向を確認するために必要なサマリーデータの双方を提供する。
アナリティクスツールから収集したビジネスインテリジェンスを活用することで、企業はコスト削減や変化の激しいビジネス環境への対応が可能になり、さらに競争力を高めることができる。
なお、OpenText Trading Gridは、FAX、通知、セキュアなMFT(大規模ファイル転送)から、B2Bデータ連携や統合、そしてB2Bアプリケーションまで、企業間のいかなる種類の情報交換も可能にするOpenText インフォメーションエクスチェンジの中核プラットフォーム。
OpenTextインフォメーションエクスチェンジ(IX)は、オープンテキストのエンタープライズ情報管理(EIM)戦略における5つの柱の1つで、エンタープライズコンテンツ管理、ビジネスプロセス管理、カスタマーエクスペリエンス管理、およびディスカバリーと補完し合う。