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NSユナイテッド内航海運/3月期の売上高4.3%増、当期利益16.8%減

2015年04月30日/決算

NSユナイテッド内航海運が4月30日に発表した2015年3月期決算によると、売上高219億5600万円(前年同期比4.3%増)、営業利益14億4500万円(22.7%減)、経常利益13億9800万円(22.5%減)、当期利益9億6300万円(16.8%減)となった。

内航海運事業で各専用船による輸送のうち、鉄鋼・セメント向け石灰石専用船は前期同様順調な稼働となった。セメント専用船の輸送量はセメントの国内需要が弱含みで推移したため、前期比約12%減少した。電力向け専用船は概ね順調に稼働した。

一般船による鋼材、鉄鋼原料及び電力関連輸送は、下期に荒天により稼働減となったものの、適切な船腹量による運航効率化を図り年間を通して概ね順調に推移した。

内航海運事業全体としては、専用船の稼働が概ね安定していたことに加え、新規貨物を含め一般船の輸送量も相応に確保できたことにより、輸送量・売上高ともに前期並みになったが、船舶調達コストの上昇などにより、営業利益・経常利益とも減益となった。

来期は、売上高222億6600万円(1.4%増)、営業利益14億2300万円(1.6%減)、経常利益13億8300万円(1.1%減)、当期利益9億3800万円(2.7%減)を見込んでいる。

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