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日立物流/3月期の売上高8.4%増の6771億円、営業利益211億円

2015年05月11日/決算

日立物流が5月11日に発表した2015年3月期決算によると、売上高6771億800万円(前年同期比8.4%増)、営業利益211億9800万円(1.0%増)、経常利益216億1800万円(8.3%増)、当期利益109億3200万円(101.2%増)となった。

国内物流では、「プラットフォーム事業を中心とした国内事業の拡大」を図るべく、幅広い顧客ニーズに適応した効率的なロジスティクスオペレーションを構築するとともに、全体最適できめ細かなサービスの提供を図った。

昨年4月には茨城県内(建機保守部品)、6月には富山県内(医薬品等)、7月には埼玉県内、8月には静岡県内、今年1月には京都府内にそれぞれ小売関連顧客向けの物流施設を開設するなど、事業拠点の整備にも努めた。

国内物流の売上高は、3978億4400万円(2.0%増)、営業利益は、260億8200万円(9.0%減)となった。

国際物流では、「ネットワーク連携強化によるグローバル事業の拡大」を図るべく、グローバル化を進める顧客の調達から販売までのワンストップサービスの提供を図り、最適で高品質な物流システムの確立に努めた。

海外事業では、小売・家電・自動車関連分野などの新規案件を稼働させたことに加え、前期中に立上げた案件の本格稼働や、一昨年5月、7月、10月にそれぞれ連結化された米国のJJB社、香港のCDS社、トルコのMARS社の効果、さらには、アジア・中国における3PL案件の収益性向上などにより、事業規模とともに収益面でも大幅に拡大した。

国際物流の売上高は、2583億5400万円(20.0%増)となり、営業利益は、58億9700万円(103.0%増)となった。

来期は、売上高6900億円(-)、営業利益270億円(-)、税引前利益257億円(-)、当期利益168億円(-)の見通し。

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