川西倉庫が5月13日に発表した2015年3月期決算によると、売上高223億1500万円(前年同期比0.9%減)、営業利益3億2100万円(15.5%減)、経常利益3億4700万円(11.5%減)、当期損失2億4600万円(前期は2億6500万円の当期利益)となった。
普通倉庫業務は、食料品等の輸入貨物取扱量が減少したことにより入庫高、出庫高、保管高及び保管残高とも前期を下回った。冷蔵倉庫業務は、前期とほぼ変わらぬ取扱量となり、入庫高、出庫高、保管高及び保管残高は前期とほぼ変わらず、冷蔵倉庫業の売上高は前期を若干上回った。
港湾運送業務は、神戸港での港湾運送取扱業務、輸出貨物の取扱いが減少したことにより、前期を下回った。
貨物運送取扱業務は、貨物取扱量が増加し、コンテナ運送やトラック運送とも前期を上回った。
結果、国内物流事業の売上高は185億6300万円(1.4%減)、営業利益は8億8700万円(7.8%減)となった。
国際物流事業の売上高は前期比0.9%増加の36億100万円(0.9%増)、営業利益は海外事務所等にかかる経費が減少したことにより、5600万円(5.3%増)となった。
来期は、売上高220億円(1.4%減)、営業利益4億5000万円(40.1%増)、経常利益4億5000万円(29.3%増)、当期利益2億7500万円(-)を見込んでいる。