LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





CRE/サンゲツとロジスクエア久喜の賃貸借予約契約締結

2015年05月26日/物流施設

シーアールイーは5月26日、埼玉県久喜市で開発を進めている物流施設「ロジスクエア久喜」を、イサンゲツと賃貸借予約契約を締結したと発表した。

<ロジスクエア久喜の完成イメージ>
20150526cre 500x294 - CRE/サンゲツとロジスクエア久喜の賃貸借予約契約締結

契約は、ロジスクエア久喜の一棟全体を一括賃貸するもので、サンゲツは同施設の一部をサプライヤー企業へスペース提供する。

メーカーと卸による物流の垂直統合を実現し効率化を図るとともに、首都圏北部と北関東への物流拠点としてこの施設を活用する計画。

ロジスクエア久喜は、5月19日に着工。2016年6月下旬の竣工の計画で、2万201m2の敷地に地上4階建て、延床面積4万4311m2の大型物流施設として開発する。

開発地は東北自動車道久喜ICより約2.6km、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)白岡菖蒲ICより約2.8kmに位置する。

久喜菖蒲工業団地内の工業専用地域であるため、周辺は倉庫・工場が多く24 時間稼働が可能であり、物流業務に適した希少な立地条件を備えている。

2015年度に予定されている圏央道桶川北本IC~白岡菖蒲ICの開通により、東名高速道路・中央自動車道・関越自動車道・東北自動車道が圏央道によって結ばれ、広域ネットワークの形成が期待される中、このエリアは国内物流の戦略的拠点としてポテンシャルの向上が見込まれている。

施設のマスタープランでは、3階部分に大型車両が直接乗り入れ可能なスロープを設け、トラックバースを1階の東西両面と3 階の東面に備えることにより、効率的かつ迅速な入出庫オペレーションが実現可能。

倉庫部分の基本スペックは床荷重が1.5t/m2、有効高さは1・2階で6.0m以上(2階の一部5.8m)と3・4 階で5.5m以上、照度は300ルクスを予定。

環境や省エネルギーに配慮した施設計画によりCASBEE埼玉県のAランク認証、BELS認証の取得を予定している。

■開発プロジェクト概要
施設名称:ロジスクエア久喜
所在地:埼玉県久喜市河原井町(久喜菖蒲工業団地内)
敷地面積:2万201.49 m2
用途地域:工業専用地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
建物構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)地上4階建て
延床面積:4万4311.54m2(予定)
着工:2015年5月19日
竣工:2016年6月下旬(予定)

関連記事

SCM・経営に関する最新ニュース

最新ニュース