日本通運は6月25日、日本物流団体連合会主催の第16回物流環境大賞で「安全エコドライブのグローバル展開について」で「物流環境啓蒙賞」を受賞したと発表した。
日通は、2012年12月に日本国内のドライバー指導員をマレーシアへ派遣し、車両に取り付けたデジタル式運行記録計を利用して、運転技術の指導を行うことを決定。
第1弾として、日本国内のドライバー指導員をマレーシアへ派遣し、車両に取り付けたデジタル式運行記録計を利用して、運転技術の指導を行った。
その結果、CO2排出量が年間平均で6%、交通事故発生率も0.67%から0.04%と大きく減少し、マレーシア政府機関と関係各所から高い評価を得た。
この取組みは世界で初めてトラック分野で「クリーン開発メカニズム」の登録を得た。
現在、ベトナムでも安全エコドライブの指導を行っており、今後、他のASEAN諸国での実施を検討するとしている。