ユニーグループ・ホールディングスは7月30日、ユニーグループの静岡・山梨エリアの物流拠点となる「ユニーグループ静岡物流センター」を本格稼動したと発表した。
静岡物流センターは、静岡にあるユニー2拠点、サークルKサンクス1拠点を統合したセンターで、今年2月に稼動したユニーグループ北陸物流センターについで2拠点目となる。
取扱商品は、ドライ・菓子・飲料・酒・日用雑貨品・衣料品・住居関連品で、対象店舗は静岡・山梨県下のユニー店舗26店舗と静岡県下のサークルKサンクス店舗(一部店舗を除く)269店舗(2015年6月末時点)合計295店舗。
取引先の物流コストとユニーグループの管理費の低減、配送車両の有効活用が見込まれるという。
今年度中に統合を進めている関東エリアの物流センターが完成することで、ユニーグループの物流改革は完了する予定だ。
ユニーグループでは、2012年5月に100億円の利益改善を計画し、物流ではマザーセンター構築と物流センターの共有化で14億円の利益改善を進めている。
マザーセンター構築では、ユニーグループマザーセンターを2013年10月に稼働し、スタイルワンとプライムワンのプライベートブランド商品の物流拠点を確立した。
物流センターの共有化では、全国10エリアにあるユニーとサークルKサンクスの物流センターの内、近接する3エリア(関東・静岡・北陸)の統合を進めている。
■ユニーグループ静岡物流センターの概要
稼働日:2015年5月13日
所在地:静岡県牧之原市布引原 918-1
敷地面積:約7000坪
倉庫面積:約5300坪