ユニキャリアホールディングス(ユニキャリアHD)は9月14日、三菱重工業とニチユ三菱フォークリフト両社がユニキャリアHDの株式取得に係る準備委員会を10月1日付で発足すると発表した。
準備委員会は、三菱重工の前川篤取締役副社長を責任者として、三菱重工とニチユ三菱にユニキャリアを加えた3社メンバーの運営により、独占禁止法・競争法その他国内外の適用法令で許容される範囲で、世界トップレベルの物流機器メーカーとなる経営方針や戦略を立案していく。
三菱重工とニチユ三菱は、ユニキャリアHDの株式取得を通じて、フルラインナップ化により顧客の多様なニーズへの対応力を向上すると共に開発力を強化することで、製品競争力を向上させることを目指している。
販売ネットワークの補完によりグローバル展開力を増強することで事業基盤を強化し、事業規模の拡大を図っていき、三菱重工グループが有する先進・革新的な技術を結集し、従来の物流機器業界の枠を超えた高付加価値製品とビジネスモデルの創出を目指している。
ユニキャリアもその実現のため準備委員会に積極的に参画するとしている。