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ヤマト運輸/モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)を受賞

2015年11月18日/CSR

ヤマト運輸は11月18日、日本物流団体連合会主催の「第13回 モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰制度」で、モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)を受賞したと発表した。

<鉄道輸送を利用した新しい輸送モード>
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表彰対象となったのは、九州発関東行き荷物のモーダルシフト拡大の取り組み。

九州発関東行きの荷物の艦船輸送はトラックが主体で、鉄道輸送はJR貨物駅に近接した福岡ベース(福岡県の西部を担当する物流ターミナル)でのみ実施していたが、鉄道輸送を拡大するため、佐賀ベース(佐賀県全域)と北九州ベース(福岡県東部)から関東への荷物を福岡ベースに集約した。

各ベースで関東の1都7県ごとに行われていた仕分けも、鉄道ダイヤに合わせるため、関東行きにまとめ、九州での作業時間を短縮し、荷物の仕分け作業は、到着側の羽田空港に隣接する国内最大級の24時間稼働の物流施設「羽田クロノゲート」で行う新しい輸送スキームを構築した。

佐賀ベース、北九州ベース発関東行きの荷物を福岡ベースへ集約し鉄道利用を拡大したことで、年間延べ約2300台のトラックを削減でき、約1800tのCO2削減が実現した。

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