NTNは11月18日、米国で3番目となるドライブシャフト完成品の生産拠点を設立すると発表した。
2017年4月から量産を開始する予定で、売上高は2018年度に約220億円を予定。従業員は2017年までに約280名とし、順次拡大する計画。
北米では SUVやピックアップトラックなどを中心に旺盛な需要が続き、NTNのドライブシャフトに対する需要が急増しており、北米の既存拠点においてフル生産が続き、今後も堅調な需要の増加が見込まれることから、設立するもの。
米国では、1989年にインディアナ州コロンバス市に設立した「NTN DRIVESHAFT INC.」(NDI)でドライブシャフトを生産してきたほか、2003年には同州フランクフォート市にドライブシャフトの前工程品を生産する「NTK PRECISION AXLE CORP.」(NTK)を設立し、現地生産を進めてきた。
また、2007年にはアラバマ州にドライブシャフトを生産する「Seohan-NTN Driveshaft USA CORP.」を設立している。
■新会社の概要
会社名:NTN DRIVESHAFT ANDERSON, INC.(NDA)
事業内容:ドライブシャフトの製造ならびに販売
所在地:米国インディアナ州アンダーソン市
資本金:4200万米ドル
出資形態:NTN-USA 100%
敷地面積:約16万2000m2
延床面積:約3万8000m2
従業員数:約280名(予定)
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