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山九/4~12月の売上高1.5%増、営業利益18.4%増の175億円

2016年01月28日/決算

山九が1月28日に発表した2016年3月期第3四半期決算によると、売上高3595億9600万円(前年同期比1.5%増)、営業利益175億8600万円(18.4%増)、経常利益144億6400万円(4.5%減)、当期利益87億5400万円(0.6%増)となった。

物流事業の売上高は1927億6000万円(3.4%増)、営業利益は56億5300万円(49.1%増)。

港湾・国際物流では、第3四半期のコンテナ取扱量が前年同期比で増加に転ずるなど、回復の兆しが見られ、累計取扱いも相当量が回復した。

加えて、継続して進めてきたターミナル作業の効率化等が作業量増加に伴い、収益に寄与する結果となった。さらに、東南アジアでの機械・設備輸送作業が引き続き順調に推移しており、全体でも増益となった。

3PL事業では国内と海外での新規物流センター作業を軌道に乗せ、貨種の入替による収益向上を図ったことに加え、国内輸送作業での燃料費の低下等もあり、増収増益となった。

構内では国内の作業単価改善や通信インフラ関連の物流作業が増加、海外でも盗難アジア・中国の石化構内での作業量増加に加え、中東での石化構内新規作業の増加等により増収増益となっている。

通期は、売上高4800億円(0.3%減)、営業利益220億円(3.5%増)、経常利益213億円(0.7%減)、当期利益136億円(15.7%増)を見込んでいる。

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