日本郵船は1月29日、2016年3月期第3四半期連結決算で、固定資産の減損処理に伴い特別損失を計上したと発表した。
通期連結業績予想の修正では、売上高は2兆3200億円(前回予想比2.1%減)、営業利益510億円(32.0%減)、経常利益660億円(17.5%減)、当期利益250億円(46.8%減)と修正した。
グループが保有するドライバルカーの一部につき、海運市況の低迷が長期化していることから将来の回収可能性を検討した結果、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、約335億円の減損損失を特別損失に計上した。このうち約209億円は連結子会社1社にて計上している。