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埼玉県魚市場/物流センター建設

2016年02月15日/物流施設

東都水産は2月15日、子会社の埼玉県魚市場が、物流センターを取得すると発表した。

埼玉県魚市場は、更なる顧客ニーズに応えるため、保管機能を備えた物流センターを建設し、卸売市場の集荷販売機能を強化する。

コールドチェーンを確保したうえで、量販店・外食等へ365日納品可能な物流拠点として水産物需要にワンストップで対応することにより、売上拡大、収益性向上に取り組む。

埼玉県魚市場は、水産物卸売事業に加え、冷蔵倉庫事業と不動産賃貸事業に携わっている。水産物流通ではコールドチェーンの確保と付加機能の充実は、今や必須となりつつあり、同社では、流通加工、分荷、配送機能の強化を顧客から望まれている。

従来から保有する冷蔵倉庫は、分荷スペースの無い保管型冷蔵倉庫なため、老朽化が進み建て替えの時期も迫っていた。

■取得資産の内容
名称:埼玉県魚市場 物流センター(仮称)
所在地:埼玉県さいたま市北区吉野町1-443
敷地面積:4872m2
延床面積:9057m2
構造:プレキャストプレストレストコンクリート造(一部鉄骨造)、免震構
造、地上6階建
投資額:約25億円
取得資金:金融機関からの借入

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