ジャパンマリンユナイテッドは2月18日、三重県津市の津事業所で建造していたBTG SHIPOWNING VI LIMITED 向けの次世代省エネ型バルクキャリア(G81BC)「BTG MATTERHORN」を引き渡した。
種々の省エネ対策を講じて、燃料消費量を劇的に下げることにより、GHG(温室効果ガス)低減に成功した、次世代省エネ船「Gシリーズ」のパナマックスバルクキャリア。
省エネ附加物の他に、低風圧型居住区や波浪抵抗増加を減少するLEADGE BOW(レッジバウ)、低摩擦抵抗塗料を採用している。GHG削減に加え、燃料油タンク保護規則、NOx排出規則Tier Ⅱに適合し、さらに環境に配慮した船型となっている。
■本船概要
主要寸法:全長229.0mx 幅32.26mx 深さ20.00mx 喫水14.475m
載貨重量:8万1060トン
総トン数:4万3229
主機関:MAN B&W 6S60ME-C8.2
航海速力:14.50ノット
定員:25名
船級:LRS
船籍:バハマ