日本トランスシティと伊勢湾倉庫は2月26日、共同出資する霞北埠頭流通センターが、三重県四日市市霞地区に新倉庫を建設すると発表した。
主に輸出貨物の荷受、保管、出荷、付帯作業、配送などの物流業務を行う倉庫で、70億円を投じ、2階建て、延床面積4万m2の規模。4月に着工し、来年5月竣工の計画。
環境経営への取組みの一環として、太陽光発電設備(メガソーラー)の設置と、倉庫内にLED照明を採用するとともに、BCPへの対応として、自家発電設備の設置を予定している。
国土交通省から港湾に立地する物流施設の再編・高度化により、防災機能の向上と効率的な物流網の形成を図る「港湾機能高度化施設整備事業」として採択されている。
■概要
建設用地(四日市港管理組合より賃借)
所在地:三重県四日市市霞2-26-1
霞ヶ浦北ふ頭コンテナターミナル隣地
面積:約5万4800m2
倉庫構造など
構造:鉄骨造 2階建
倉庫延床面積:約3万9700m2
事務所棟:2階建1棟 延床面積約2640m2
倉庫設備:垂直搬送機、人貨用エレベーター、ドックレベラー 等
その他設備:自家発電設備、太陽光発電設備(メガソーラー)、LED照明、避難場所 等