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日野自動車/プロフィアをリコール

2016年07月27日/IT・機器

日野自動車は7月27日、国土交通省にプロフィアのリコールを届け出た。

不具合の部分は動力伝達装置(インタアクスルディファレンシャル)。

大型・中型トラックのインタアクスルディファレンシャルにおいて、インプットシャフトフランジの製造が不適切なため、インプットシャフトの回転バランスがとれていないものがある。

そのため、インプットシャフトの回転がアンバランスとなり、ベアリングが損傷し、そのまま使用を続けると、ベアリングが焼き付き、インプットシャフトが折損して、最悪の場合、プロペラシャフトが脱落して走行不能となるおそれがある。

全車両、インタアクスルディファレンシャルを良品と交換する。また、ディファレンシャルオイル量を点検し、オイル量が不足している場合は、ディファレンシャルキャリア一式を良品と交換する。

なお、交換用部品の全数供給に時間を要することから、オイル漏れの点検を行い、漏れが認められた車両から順次、インタアクスルディファレンシャルを良品と交換する。

リコール対象車の台数は計1万7704台。不具合の件数は38件、事故は物損が1件。

■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001139961.pdf

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