東芝ソリューション販売は2月6日、納入構築した、京成バスのバス車両部品の全社一元管理を行う「部品管理システム」が、本稼働を開始したと発表した。
部品管理システムは、東芝ソリューション販売の物流在庫管理パッケージで構築したリアルタイムで拠点別の在庫数を把握できるシステム。
京成バスの10地域に展開する営業所に併設している整備工場が、各々に発注し、保管する車両部品をハンディターミナルを利用したバーコードで管理し、車両部品の一元管理を実現、全社で部品の適正在庫のコントロールを可能とした。
発注処理での多段階の承認機能と、データベース更新情報の記録管理により、発注業務での内部統制の強化を実現した。京成バスの安心・安全なバス運行をサポートする。
システムの特徴は、 ハンディターミナルを利用した各部品のバーコード管理で、各営業所が保有する在庫品別の金額と数量を把握。倉庫間移動、入出庫による数量把握に費やしていた時間を大幅に短縮し、業務コストの削減と適正在庫のコントロールを実現した。
仕入実績のある部品の単価や納期確認に関わる業務を効率化したことで、発注単価の適正化、仕入先別の取引額の把握、請求内容の帳合など、損益管理を改善した。
発注処理での多段階の承認機能を装備し、データベースの更新情報を記録させることで、発注業務での内部統制の強化も実現した。