米国のプロロジスは、世界的なスタートアップ・エコシステムであり、ベンチャーファンドであるPlug and Playと、パートナーシップを組むと発表した。
Plug and Playらとともに、サプラインチェーンとロジスティクスの分野において、アーリー・ステージにあるスタートアップ企業の成長支援を行う。
プロロジスは、Plug and Play のアクセラレータープログラムの中から選ばれたスタートアップに対し、所有する物流施設スペースの貸与や助言を通して、新たなテクノロジーの試験的な立ち上げ・運用を行う。
Plug and Playは、サプライチェーンにおける新技術の開発をめざしてこの取り組みをはじめた。
プロロジスは、Plug and PlayのパートナーであるDHL、Maersk(マースク)、パナソニック、日立製作所、Mann+Hummel(マン・ウント・フンメル)、CMA CGA、ダイムラー、ドイツ鉄道、スイスポスト、BASF、 ユニオン・パシフィック鉄道、エリクソンに加わる。
スタートアップや、プロロジスのカスタマーも多い物流業界のリーダーらと協働し、次世代のサプライチェーン技術の開発をめざす。
この取り組みは、これまで注力してきた、施設への太陽光発電の設置、多層階の大型物流施設など最新鋭の施設開発と同様に、カスタマーの物流効率化をサポートする一環として開始する。
データ分析やIoTなど、サプライチェーンにおける新たな可能性を見出して統合し、開発を支援する。