セイコーエプソンは7月6日、フィリピンの製造子会社Epson Precision (Philippines)(EPPI)に新工場を増設、このほど竣工したと発表した。
<Epson Precision (Philippines)新工場>
新工場の増設によって、EPPIでは、インクジェットプリンターとプロジェクターの生産能力の強化を図る。
2017年度までに総額約1億4,300万USドルを投資し、2015年1月に着工、最新鋭かつ最高効率のオペレーションを実現する工場とするべく建設を進め、このほど完成したもの。
約3000kWの最大出力を持つメガソーラー発電設備を建物の屋根部分に設置、環境に配慮した工場となっている。
EPPIは、生産数量の増加に対応し、従業員数も現在の約1万4400人から、最終的には2万人の体制を想定している。
■増設工場概要
投資金額:約1億4300万USドル(2015年度から2017年度まで)
生産品目:インクジェットプリンター
稼働時期:2017年7月
建築面積:約5万3000m2
延床面積:約10万8000m2
建築構造:鉄骨2階建て
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