日本コーンスターチは7月18日、茨城県神栖市に建設中の関東新工場で、7月12日に第一期工事が完成、化工澱粉製造設備の稼働を開始した。
関東新工場は、東日本大震災復興支援の一環として、地域人材を積極的に採用し、米国イリノイ大学アルバナシャンペーン校の監修の元、最新の設備、工程技術を導入し世界でも最新鋭のウエットミリング工場となる。
第一期工事は完成し、化工澱粉製造設備の運転を開始した。化工澱粉製造設備は年間約1万トンの製造能力を有し、完成した製品がすでに出荷されている。
今秋には、第二期工事も完成し、コーンスターチ工場、糖化工場まですべてが稼働する。
安心・安全な製品を顧客へ安定的に供給する体制が整い、今まで以上に顧客の急な新規オーダーや、オーダー変更にも柔軟に対応することが可能になるとしている。