東芝三菱電機産業システムは7月26日、米国テキサス州ヒューストン市に隣接するケーティ市に新たに建設中のパワーエレクトロニクス工場が、2017年8月に竣工し、生産を開始すると発表した。
竣工する新ケーティ工場と既存のヒューストン工場で、PCS、モータ駆動用インバータ装置など、日本が誇る高品質で競争力のあるパワーエレクトロニクス技術応用製品を、北米市場に供給する。
工場増設により太陽光発電用パワーコンディショナ-(PCS)の生産能力は約3倍となる。
東芝三菱電機産業システムは米国の2か所の工場設立に約25億円を投資し、2016年度に約20億円の売上を実現した。
2017年度に約2.5倍の50 億円、3年後の2020年度には、約5倍の100億円規模の売上を計画している。
新工場設立に先駆け、大容量PCSの製品を開発し、高効率かつ単機大容量3.2MW(従来 2.7MW)のPCSを、新工場で製造する。
■新工場
住所:米国テキサス州ケーティ市
敷地面積:1万3100m2
建屋面積:4180m2
竣工:2017年8月