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パナソニック/パワーリフティングでパワーアシストスーツが貢献

2017年07月28日/IT・機器

パナソニックは7月28日、福岡・北九州芸術劇場で7月16日に開催した「2017 パラ・パワーリフティング ジャパンカップ」において、 バーベルへのプレート(重り)着脱や選手補助スタッフへのパワーアシストスーツ着用支援を行ったと発表した。

パナソニックとATOUNは、プレート着脱作業を担うスタッフの筋肉や腰への負担をパワーアシストスーツで軽減できる可能性に着目し、NPO法人日本パラ・パワーリフティング連盟の協力のもと実証実験を行った。

今回の実証実験で利用したパワーアシストスーツ「ATOUN MODEL A」は、 運送会社や配送センター、 工場など、 重い荷物の上げ下げを頻繁に行う作業現場に導入されている。この「ATOUN MODEL A」にパワーリフティング用の装飾を施し、大会を盛り上げた。

なお、パラ・パワーリフティングは、 下肢に障がいを持つ選手によるベンチプレス競技。

男子は49kg級から107+kg級、女子は41kg級から86+kg級まで10階級あり、 各階級にあわせてのプレートの交換・追加作業はスタッフが行う。

公式試合で使用されるプレートは、一つ10kg~50kgもの重さ。

選手は1大会で3回の試技を行うため、40人の選手が参加する大会の場合は、プレートを床から持ち上げてバーベルに取り付けたり外して置いたりする作業が、トータルで120回以上にも及ぶ。

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