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NSユナイテッド海運/4~6月の売上高15.3%増、営業利益37.4%増

2017年07月31日/決算

NSユナイテッド海運が7月31日に発表した2018年3月期第1四半期決算によると、売上高343億3500万円(前年同期比15.3%増)、営業利益19億5200万円(37.4%増)、経常利益15億6300万円(前期は3億3300万円の経常損失)、当期利益19億7700万円(前期は1億1400万円の当期損失)となった。

日米の金利差拡大による円安進行が収益を押し上げ、また、効率配船・効率運航を徹底したことにより、外航海運事業の業績は前年同期比で増収増益となった。

内航海運事業の、ドライ貨物は、製造業や建設業の需要増加に支えられた鉄鋼関連貨物や、公共事業の推進に欠かせないセメント関連貨物は、前年同期比で輸送量が増加した。

また、電力関連貨物なども、総じて安定した輸送量を確保した。タンカーは、LNG輸送が、原油価格低迷によるLNG価格の割高感や、省エネ化の進行により需要が低迷するなか、北海道・瀬戸内航路ともに輸送量は堅調に推移した。

LPG輸送は、民生用・工業用ともに需要減退期にさしかかり、業界全体における輸送量は低迷したが、新規輸送契約の獲得により安定した輸送量を確保した。このような事業環境下、内航海運事業の業績は前年同期比で増収増益となった。

通期は、売上高1360億円(8.6%増)、営業利益67億円(2.2%増)、経常利益49億円(6.4%増)、当期利益57億円(71.6%増)を見込んでいる。

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