イオンリートは10月10日、イオングループの戦略的物流施設の役割を公表した。
10月2日には、大阪府茨木市のダイエー茨木プロセスセンターを68億1000万円で取得。関西圏の3大都市(大阪・京都・神戸)のいずれにもアクセス容易な立地で、拡大する中食産業にも対応し、2017年5月末日現在、ダイエーを中心としたイオングループ100店舗以上に商品を供給。
商品開発・食品加工を担うグループ企業が入居、ダイエーを中心にイオングループの「セントラルキッチン」としての役割を担っている。
イオンリートが保有している物流物件は関東圏では「ダイエー川崎プロセスセンター」、関西圏では「ダイエー茨木プロセスセンター」「イオン南大阪RDC」。
イオングループでの物流施設は全国で50施設以上稼働し、グループ内の各商業施設のバックヤードとして重要な役割を担っている。機能別の物流施設網を展開し、多様な商品の効率的な流通を実現。
配送機能のみならず、商品の特性に応じた調達・保管機能と製造・加工機能を有し、各商業施設の価値の向上に貢献しているとしている。