センコーグループホールディングスは10月22日、滋賀県東近江市にあるグループの交通安全研修施設「クレフィール湖東」で「囲碁フェスティバル2017」を開催した。
当日は146名の来場者を迎え、ゲストに招いた吉原由香里六段をはじめ、井澤秋乃四段、中島美絵子二段、種村小百合二段など女流プロ棋士との指導碁や、棋力別にリーグ戦を行うクラス別対局を楽しんだ。
競技には大会史上最年少となる3歳の幼児から83歳までの幅広い世代の人が参加し、小・中学生10名、高校生34名と例年以上に若い参加者が目立つ大会となった。
指導碁では女流棋士1名につき一般の参加者4名が対局を挑む形で実施し、初心者から有段者まで計48名がプロ棋士の指導対局を受けた。各対局の重要な場面は大型スクリーンに投影し、プロ棋士らが持ち回りで解説を行うなど、参加者だけでなく見学者もプロ棋士の技と指導を堪能した。
一方、クラス別対局では参加者の棋力により4つのクラスを設け、各クラス16名(計64名)によるスイス方式のリーグ戦で熱戦を繰り広げた。