日立物流が10月26日に発表した2018年3月期第2四半期決算によると、売上高3436億6200万円（前年同期比5.9％増）、営業利益（調整後）140億4900万円（3.1％減）、税引前利益152億6700万円（6.3％増）、四半期利益100億2800万円（4.1％増）となった。
国内物流の売上高は、前年度に立ち上げた案件（流通小売、食品関連等）の本格稼働や、業務提携先との協創効果等により、前年同期に比べ1％増加し、2054億2500万円となった。
営業利益は、増収影響や生産性向上効果はあったものの、次世代／先端技術や働き方改革他への先行投資を実施したことにより、前年同期に比べ5％減少し、101億7200万円となった。
国際物流の売上高は、特に海外地域におけるフォワーディング事業の物量回復や、前年度に立ち上げた案件（自動車、アパレル関連等）の本格稼働、さらには為替影響等により、前年同期に比べ15％増加し、1277億600万円となった。
営業利益は、全社費用負担の見直しによるセグメントへの負担増はあったものの、増収影響等により、前年同期に比べ4％増加し、30億5600万円となった。
通期は、業績予想を修正し、売上高6900億円（前年同期比3.7％増）、営業利益（調整後）295億円（0.1％増）、税引前利益309億円（1.7％増）、当期利益211億円（5.9％増）の見通し。
