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アルテック/自動収納庫システムの国内販売を開始

2017年11月08日/IT・機器

アルテックは11月7日、Kardex Remstar製の自動収納庫システムの国内販売を開始すると発表した。

<自動収納庫とラインを一体化し、生産性を向上>
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<Kardex Shuttleを使用した省スペース化の例>
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Kardex Remstarの自動収納庫は「縦型リフト式 自動収納庫(Kardex Shuttle)」「縦型回転式 自動収納庫(Megamat)」「横型回転式 自動収納庫(Horizontal Carousels)」など、フロアスペースの広さと高さに合わせて最適な形式を選ぶことができる。

作業者は必要な在庫をモニター上で検索し、取り出し口で受け取ることができるため、保管場所まで移動する従来の流れに比べ、生産性が大幅に向上する。

取り出し口の高さも人間工学に基づいた設計となっており、作業者の負担を軽減する工夫がなされている。また、在庫状況を自動で管理し、手動によるエラーを防ぐことができるため、ピッキング精度の向上も期待できる。

<縦型リフト式 自動収納庫 カスタマイズにより複数階での入出庫も可能>
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縦型リフト式 自動収納庫(Kardex Shuttle)は、物品の保管棚(トレイ)がユニットの前後に垂直に収納され、中央に引き出し装置がある自動収納庫システム。

ボタン操作またはバーコードスキャンによって収納物を載せたトレイが取り出し口まで移動する。取り出し口の数やトレイの高さ、複数フロアに取り出し口を設置するなど、スペースに合わせて柔軟にカスタマイズすることができる。

取り出し口にはセーフティドアがついており、作業者の安全や収納品の保護に加え、機械音の防音、トレイが上下する際の風圧防止など、使いやすさと安全性を最大限考慮している。

また、モジュール構造を採用しているため、設置後も高さや取り出し口の数を変更することも可能となっている。

<縦型回転式 自動収納庫 最小の設置面積に最大の収納スペースを確保>
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縦型回転式 自動収納庫(Megamat)は、回転式のコンベアが垂直方向に動き、最短の経路を通って取り出し口に適切なキャリアを運ぶため、頻繁にアクセスする物品の収納に適したシステム。Kardex Shuttleと同じく、取り出し口を複数階に設置することができる。

<横型回転式 自動収納庫 指定した商品を素早く作業者の元へ配送>
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横型回転式 自動収納庫(Horizontal Carousels)は回転式コンベアが水平方向に動き、商品の保管と回収を迅速に行うことができる。生産現場や配送現場など、日常的に大量な処理が必要とされる用途や中・低速動作での移動が適切な商品には、Horizontal Carouselsが最適。

また、倉庫管理ソフトウェアを使用することで、物流全体が円滑に稼働しているかの把握が可能となり、より効率的な作業フローの実現と入出庫の透明性を高めることができる。

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