日本ロジスティクスシステム協会は12月5・6日、「荷主物流担当者のための物流アウトソーシング&マネジメント『再』強化セミナー」を開催する。
物流のアウトソーシングが進み、荷主企業では「物流業務やコスト管理がブラックボックス化し、物流の問題そのものが把握できない」「 問題解決に向けて協力会社とベクトルがあわない、解決に時間がかかる」といった問題を抱えている。
本セミナーでは、荷主企業の物流担当として、物流アウトソーシングをマネジメントするための管理手法、見える化、物流KPIの設定方法や、協力会社・委託先とWIN-WINの関係を構築するための実践的なノウハウなどをケーススタディを交えて学ぶ。
■開催概要
日時:12月5日(火)・6日(水) 10:00~17:00(両日とも)
会場:日本ロジスティクスシステム協会 研修室
東京都港区海岸スズエベイディアム3F
参加費:日本ロジスティクスシステム協会会員64,800円/1名
会員以外86,400円/1名
テキスト代含む(昼食費は含まれていない)
定員:30名
■詳細・申し込み
http://jils.force.com/servlet/servlet.FileDownload?file=00P5F00000nJsrQUAS
■プログラム
(1日目)
I.物流のマネジメント上の課題とは
1.「物流をマネジメントする」とは
2.求められている物流のマネジメント力、スキルとは
3.委託先管理のポイントとは
〈演習〉 マネジメント力セルフチェック
II.マネジメントを実現するための活動とは
1.物流全体を鳥瞰する“物流マップ”
2.“荷役、保管、輸配送”
「何を管理したいのか」問題・対象の見える化
3.KPIで物流を見える化・管理する
・結果管理とプロセス・行動状態の管理方法
・日常業務とそのマネジメント状態を見える化する
4.改善活動立案と進捗管理
〈ケーススタディ〉
消費財メーカーの物流マネジメントの検討
・実態の把握と問題の設定
・問題解決のための“管理ポイントと活動指標”
〈振り返り〉 講義とケーススタディを通じた振り返り
(2日目)
III.物流アウトソーシングのレベルアップのための活動とは
1.“物流委託先を再強化する”必要性
2.レベルアップのための
「 物流委託先の再強化」ステップ・具体的な進め方
・解決したい対象や活動目的の再定義
・ポイントを漏らさないRFP (提案依頼書) の書き方および評価・選定方方法
〈ケーススタディ〉
“物流事業者の立場で”物流最強かの提案を考える
・RFP(提案依頼書)の読み込み
・荷主への提案内容の具体的な検討
・実際の提案書の評価
3.「継続的な委託先マネジメント」の進め方
・良い荷主・良くない荷主
・どうやって本音を共有するか?
委託先とのつき合い方(コミュニケーション・管理方法)
・「いいようにやられない」ための様々な改善活動
・ゲインシェアリングの進め方
〈振り返り〉 講義とケーススタディを通じた振り返り
■講師
田中 良憲氏(日本能率協会コンサルティング)
■申し込み・問い合わせ
日本ロジスティクスシステム協会
業務管理部
東京都港区海岸スズエベイディアム3F
TEL:03-3436-3191