帝国データバンクは11月22日、人手不足に対する企業の見解について調査を実施し、正社員不足は過去最高となったと発表した。
正社員が不足している企業は49.1%と5割近くに達した。3か月前(2017年7月)から3.7ポイント増、1年前(2016年10月)から7.3ポイント増加した。
正社員の人手不足は、2006年5月の調査開始以降で過去最高を更新した。業種別では「情報サービス」が 70.9%と7割を超え、トップとなった。以下、「メンテナンス・警備・検査」や「運輸・倉庫」「建設」など6業種が6割台となった。
運輸・倉庫は全業種で3番目の高い数字となり、63.7%と2017年7月から2.8ポイント上昇した。
また、非正社員でも運輸・倉庫は44.8%となり、2017年7月から7.4ポイント上昇した。
人手不足を感じる企業は一段と広がっている状況が浮き彫りとなった。