エヌ・ティ・ティ・ロジスコ(NTTロジスコ)は11月16~17日に「物流センター改善報告会」を開催した。
NTTロジスコグループでは、サービス品質・生産性向上のため、日頃からTPS(トヨタ生産方式)の手法をベースとしたLGPS(Logisco Production System:ロジスコ生産方式)による2S・改善活動や日次収支管理、レイバーコントロール等の徹底に取り組んでおり、2010年より年に2回活動の成果の報告会を実施している。
今回は全国の物流センター等から選抜された18チームが参加し、各チームと参加者から活発な意見交換を行った。
上位3チームの改善の概要は、1位が八尾物流センターで、健康食品において物流コスト削減と、品質を向上させた。
2位は平和島物流センターで、通信端末において、作業レイアウトの構築と、生産性の向上を図った。
3位は広島物流センターで、自動車部品において、入荷、棚入までの作業の整流化を実現した。
今回評価された改善手法を標準化し全社展開していくと共に、LGPSを進化させ、顧客中心主義の一流の3PL企業を目指し、継続的なコスト削減と高品質なサービス提供に努めていくとしている。