三菱ケミカルホール物流は12月4日、2017年11月末の就航を目指し、建造していた「第8菱顕丸」が11月29日に就航したと発表した。
この船は商船では国内初となった可変ピッチ型カーボンプロペラを搭載し、7月末に就航した「菱翠」と同型船で、省エネ、低騒音で船内環境向上を図っている。
■主要目
用途:加圧式液化ガスバラ積船
船型:一層甲板船尾機関型、二重船側構造、球状船首、トランサム船尾
予定貨物:プロピレン、プロパン、プロパン/ブタン混合体、VCMN-ブタン、I-ブタン、ブタジエン、ブチレン
航行区域:沿海区域
船級:NK NS(TYPE 2PG) MNS
全長:67.42m
垂線間長:63.00m
最大幅:11.80m
型深さ:4.70m
満載喫水:3.955m
総トン数:748t
載貨重量:944Kt
積載容量:1464.583立方m
主機関:4サイクルディーゼル機関 6EY26W
連続最大出力:1471kw(2000PS)×290min290min
満載航海速力:約12.50ノット(85%出力、15%S.M.)
試運転速力:約13.50ノット(100%出力)
軸系及びプロペラ:4翼可変ピッチ型カーボンプロペラ(CFRP)
操舵機:6.0T/M
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