NTTドコモは12月19日、主に東日本エリアをカバーする新たな物流拠点「東日本マーケティングロジスティクスセンター」(東日本MLC)を新設し、11月27日から一部運用を開始したと発表した。
<東日本マーケティングロジスティクスセンターを新設したTokyo C-NEXの外観>
ドコモショップでは、取扱う商材が個別配送されており、それに伴い、ショップスタッフの荷受け対応に係る業務量増加の問題が発生していた。
ドライバー不足等の物流業界全体の課題についても、荷主として課題解決に取り組む必要性から、ドコモ社内物流の課題解決を図るとともに、物流業界全体の課題解決に貢献するため、東日本MLC設立に至ったもの。
想定される効果として、物流拠点を統合し、東日本MLC新設により出荷拠点の一本化を行い、配送回数を削減する。これにより、配送会社のドライバー不足問題への対応を図る。
センター稼働により、端末商品・付属品・販促品(2018年1月予定)・故障対応品(2018年2月予定)・店頭デモ機(2018年下期予定)などカテゴリーの異なる物品を、同一配送先(ドコモショップ)へ同梱して出荷する。これにより、配送箱数を削減し、ドコモショップスタッフの荷受け稼働の軽減を図る。
■東日本MLC施設概要
名称:東日本マーケティングロジスティクスセンター
物件名:Tokyo C-NEX 3階、4階の1万5000坪を賃貸
所在地:東京都江東区新砂2‐4‐17
取扱い商材(予定含む)
:端末商品、付属品(docomo select品含む)、販促品、故障対応品、店頭デモ機