川崎汽船は1月19日、今治造船グループの新笠戸ドックにおいて、8万8000トン型石炭専用船「CORONA WISDOM」が竣工したと発表した。
＜CORONA WISDOM＞
川崎汽船のポスト・パナマックス“コロナシリーズ”は、電力炭輸送に最適な幅広浅喫水の石炭専用船。
「CORONA WISDOM」は、プロペラの推進効率向上を目的としてWeather Adapted Duct（WAD；ダクト型省エネ装置）を採用するなど従来船よりも更なる燃費改善を図り、バラスト水処理装置採用により、海洋生態系保護に配慮するなど最新鋭の技術を導入し、環境にも配慮している。
この船の就航により同シリーズ船隊は19隻体制となる。
■本船要目
全長：229.98m
型幅：38.00m
型深：19.90m
載貨重量トン数：8万8899MT
総トン数：49,713T
純トン数：28,511T
満載喫水：13.904M
ホールド/ハッチ数：5/5
