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日本梱包運輸倉庫/全長23mのフルトレーラー導入、運行開始

2018年02月08日/3PL・物流企業

日本梱包運輸倉庫は2月8日、車両全長23mのフルトレーラーを導入し、2月5日から埼玉県狭山市と三重県鈴鹿市を結んで運行を開始したと発表した。

<全長23mのフルトレーラー>
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ドライバー不足の深刻さは進行しており、同社で扱っている貨物の重量・容積・荷姿などから、大型トラック2台分の容量が適していると考え、荷室内長がトラクター部10m、トレーラー部が9.9mとなる23mのフルトレーラーを新たに開発した。

今後、このトレーラーを国土交通省が推進している「生産性革命プロジェクト-道路の物流イノベーション」の実証実験に追加参画し、プロジェクトの主旨が達成され実業化への展開が加速されることを期待している。

同社では、2013年11月にフルトレーラーの全長上限値が19メートルから21mに規制緩和されたのを機に21mフルトレーラーの導入を決定し、翌2014年2月に他社に先駆けて運行を開始した。これは、積載容量拡大によって幹線輸送を効率化し、「省人化」と「環境負荷低減」を目的としたものだった。

2016年11月からは、国土交通省の「ダブル連結トラック実証実験」にも参加、この実験では乗務員の「乗継ぎ方式」を採用しており、併せて既に100セット導入している21mフルトレーラーの運用の中にもその方式を取り入れ、ドライバーの労働時間短縮の施策としても取り組んでいる。

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