ANAホールディングスが7月31日に発表した2019年3月期第1四半期決算によると、国内線貨物収入は70億円(前年同期比2.4%減)、国際線貨物収入は320億円(19.0%増)だった。
国際線貨物では、北米・欧州向けの自動車関連部品を中心とした旺盛な貨物需要を背景に、日本発海外向けは好調に推移した。
海外発においても、自動車関連部品や電子部品等の日本向け貨物が堅調に推移したことに加え、アメリカンチェリーを輸送するために、北米発のエアラインチャーター(他社機材を使用した貨物チャーター便)を活用する等、需要の取り込みに努めた。