PALTEKは9月10日、廉価で軽量化を実現した装着型作業支援ロボット「マッスルスーツEdge(エッジ)」の販売を、9月から開始したと発表した。
マッスルスーツEdgeは東京理科大学発ベンチャーのイノフィスが開発した「腰補助用マッスルスーツ」シリーズの最新モデル。
ユーザーからのより軽く、より広い用途を求める声に応えるため、本体の重量や奥行を大幅にカットし、従来モデルでは5~8kgあった重さを4.3㎏まで軽量化。
形状がコンパクトになったことで、狭所にも活用の場を広げた。
マッスルスーツは、空気で稼働する「人工筋肉」によって装着者の動作をアシストすることで、重労働の際の身体にかかる負担を軽減できる。
イノフィス社が2014年に販売開始して以降、物流業や介護、製造業、建設業、農業など多くの現場で導入されており、人手不足や従業員の高齢化に悩む職場の環境改善に寄与してきた。
Edgeモデルの販売開始で、マッスルスーツは従来モデルと合わせて3モデルに製品展開を拡大。人の手を必要とする多様な重労働シーンで、ニーズに合った製品を導入できるようになった。