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商船三井/フィリピンで商船大学の開学式、700人参列

2018年09月14日/国際

商船三井は9月12日、フィリピン・船員配乗会社のMagsaysay Maritime Corporation(MMC)と共同で運営する商船大学「MOL Magsaysay Maritime Academy Inc.(MMMA)」の開学を記念した式典を、フィリピン・ダスマリニャス市の同校で開催した。

<開学式>
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式典には、多数の来賓を迎え、MMCの持株会社であるA.Magsaysay(Magsaysay)のドリス・マグサイサイ・ホーCEO兼社長、商船三井の池田潤一郎社長や関係者など700人が出席した。

商船三井の池田社長は祝辞の中で「MMMAは日本とフィリピンを結びつける強力な絆の証。商船三井は若いフィリピン人が世界の舞台で卓越した可能性を秘めていることを長い間信じてきた。

フィリピンの若い世代が夢を実現し、キャリアパスを飛躍させるためにMMMAが役立つことを願う」というメッセージを伝えた。

MagsaysayのドリスCEOは式典の挨拶で「我々は世界の海事センターであるフィリピンで将来の海運のプロフェッショナルを育成することに全力を尽くしており、活力に満ち、持続可能な将来を学生たちに提供できる」と語った。

MMMAは、商船三井がより質の高いフィリピン人幹部船員育成のため、過去培ってきた実績と知見を発展的に拡張、アジア・太平洋地域でNo.1のマリタイムアカデミーを目指し設立。

開学式典に先立ち、7月23日に学生300人とその家族を迎え入学式を行い、8月6日から授業を開始している。

■商船大学の概要
学校名:MOL Magsaysay Maritime Academy(4年制の商船大学、全寮制)
建設地:フィリピンCavite州Dasmarinas市Salitran(首都マニラから南に30km)
規模:敷地面積13.2ha(東京ドーム2.8個分)
建物延床面積:3万m2
学生数:1学年あたり最大300名(航海科、機関科各々で150名)
開校:8月

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