三井E&S造船/6万重量トン型ばら積み貨物運搬船を引渡し

2018年11月27日 

三井E&S造船は11月27日、玉野艦船工場で建造していたマーシャル諸島共和国、シートレードホールディング社向け6万重量トン型ばら積み貨物運搬船「エスティーエイチ モントリオール」を完成させ、引き渡した。

エスティーエイチ モントリオールは、環境対応・低燃費船ラインナップ「neoシリーズ」の第三弾で、6万重量トン型バルクキャリアー「neo60BC」の29番船となる。

4基のクレーンを装備した5ホールド(貨物艙)の汎用バルクキャリアーで、従来船である56BCの使い勝手を踏襲。従来のパナマックス幅で載貨重量6万トン以上を確保し、56BCから大型化しつつも、港湾や航路の汎用性を維持している。

石炭や鉄鉱石、小麦、大麦、大豆など多様なバラ積み貨物に対応でき、長尺物やホットコイルなどの半製品輸送も対応可能。船首と船尾には新開発の省エネ船型を採用し、平水中の抵抗推進特性に加えて、波浪中の耐航性や操縦性にも配慮している。長さ・幅ともに、このクラスでは最大級のハッチ開口を持つ。

主機関にはMARPOL NOx排出規制(TierII)を満たした電子制御エンジン「三井-MAN B&W 6S50ME-B9.3」ディーゼル機関を搭載し、幅広い出力域で低燃費を実現。SOx排出規制強化に配慮し、ECA(排出指定海域)内の航行に対応可能な低硫黄燃料油専用タンクを有しており、SOLAS条約の新騒音コードに対応し、船員の労働環境向上も図っている。

■主要目
全長:199.99m
船幅(型):32.25m
深さ(型):18.50m
総トン数:3万4547トン
載貨重量トン数:6万362メトリックトン
主機関:三井-MAN B&W 6S50ME-B9.3 ディーゼル機関1基
航海速力:14.5ノット(常用出力)
最大搭載人員:24人
船級:NK
船籍:キプロス
引渡日:11月27日

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