NTTロジスコは11月30日、韓国発祥のコスメブランド「MISSHA」(ミシャ)の化粧品・関連グッズ・雑貨等の日本販売を担うミシャジャパンの物流改善の取り組みを導入事例としてホームページで公開した。
<ミシャのクッションファンデ―ション>
<端末を搭載した可動式作業台車を用いたピッキング>
NTTロジスコの化粧品物流を導入する前は、荷量増加に伴い出荷ミスが増加し、店舗からのクレームが毎月4~5件発生していた。また、製造作業前の正確な在庫をリアルタイムに把握できない課題もあった。
そこで、化粧品専任の担当者による管理の行き届いた物流体制を構築するとともに、正確なロット管理状況をリアルタイムに把握できる倉庫管理システムを導入した。
それにより、商品の大ヒットを受けての急激な荷量増加に柔軟に対応できるようになり、保管スペースを圧縮すると共に、クレームの大幅な削減により管理稼働の負担を大幅に軽減できることになったという。
なお、ミシャジャパンの物流改善の取り組みは、日本ロジスティクスシステム協会主催の「全日本物流改善事例大会 2016」で「物流合理化賞」を受賞している。
■導入事例(ミシャジャパン)
https://www.nttlogisco.com/case/missha/