プロロジスは3月17日、東京都板橋区において都市型物流施設「プロロジスアーバン東京板橋1」を開発すると発表した。竣工は2028年末の予定。
このほど東京都中央卸売市場 板橋市場至近に立地する開発用地と、隣接する冷蔵倉庫を取得し1棟を新規開発。冷蔵倉庫は「プロロジスアーバン東京板橋2」として所有・運営する。これにより同シリーズは全9棟となる。
<(中央)「プロロジスアーバン東京板橋1」完成イメージ、(左奥)稼働中の冷蔵倉庫「プロロジスアーバン東京板橋2」>

開発地は都営三田線の新高島平駅から徒歩約5分(約350m)に位置し、通勤利便性が高く雇用確保に適した立地。また首都高速5号池袋線・高島平ICから約1.4kmと、広域配送にも対応する交通アクセスを備える。
車で30分圏内には板橋区や練馬区、中野区などを含む約410万人の人口が集積しており、ラストワンマイル配送拠点としての優位性が高い。
施設は敷地面積約4000m2に、地上5階建て・延床面積約1万2850m2の都市型物流施設として開発。賃貸区画は100坪台からの小分割に対応し、都心部における多様なニーズに柔軟に対応する。
1階には配送車両の乗り入れが可能で、上層階へは共用の荷物用エレベーターを設置するほか、荷捌きスペースも整備する計画。全館空調や高い電力容量を備えるなど、従来の物流施設より設備面を強化し、倉庫区画への空調設備の導入を予定している。
こうした施設計画により「プロロジスアーバン東京板橋1」は、保管・配送用だけでなく複合的な利用や働きやすい環境づくりを実現。倉庫としての利用を軸に、電子機器のキッティングや製品メンテナンス、ECフルフィルメント、ショールームなど多用途での活用を想定している。
一方、「プロロジスアーバン東京板橋2」は、同施設の隣地に位置する2階建ての冷蔵倉庫で、従前より食品卸会社が利用している。現在はプロロジスが取得し、稼働を継続しながら運営している。
プロロジスがこれまでに取得した物流施設・倉庫は本件を含めて累計70棟、延床面積約161万m2に上る。今後も物流施設の新規開発や、既存施設のアクイジション・再開発など、物流不動産の知見を活かし、顧客の物流ニーズに応えていく方針だ。
■プロロジスアーバン東京板橋1 概要
所在地:東京都板橋区高島平6丁目7-19
敷地面積:約4000m2(約1210坪)
延床面積:約1万2850m2(約3890坪)※予定
構造:地上5階建、S造
竣工:2028年末 ※予定
■プロロジスアーバン東京板橋2 概要
所在地:東京都板橋区高島平6丁目7-2
敷地面積:約2000m2(約605坪)
延床面積:2214m2(約670坪)
構造:地上2階建、S造
竣工:2012年11月
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