ホームロジスティクスは12月25日、大型家具納品訓練を全国各地に拡充させることを目的として、業界初となる移動型納品訓練車「モバイル・トレーニング・ユニット」の制作を開始したと発表した。
製造メーカーはシャーシーが日野自動車、ボディはオオシマ自工が担う。特徴は、車体で納品訓練が実施できるよう、特別に改造。訓練実施時は上方向と左右に拡幅し、顧客宅の廊下や部屋、階段等を再現する。
この「モバイル・トレーニング・ユニット」で実施可能な訓練は、屋内納品訓練では、訪問時接客訓練、納品導線養生訓練、廊下クランク納品訓練等。室内納品訓練では、設置場所決定対応訓練、組立て設置訓練、納品時接客訓練等。階段納品訓練では、納品導線養生訓練、階段納品実作業訓練等、吊上げ納品訓練では、吊上げ導線養生訓練、吊上げ実作業訓練等。
完成予定時期は2019年4月頃予定、運用開始時期は2019年5月頃を予定している。
ホームロジスティクスでは、現在、神奈川県川崎市と大阪府茨木市の拠点に納品訓練施設を設置しており、モバイル・トレーニング・ユニット導入により全国各地で訓練を実施することで、顧客へ更なる高品質な配送サービスを提供できるよう、尽力するとしている。