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大福など/冷凍保存技術で国産青果物の海外展開加速、業務提携

2018年12月26日/IT・機器

大福とコールドストレージ・ジャパンは12月25日、コールドストレージ技術を活用したフルーツを中心とする青果物の流通卸売業の展開と、日本産青果の輸出の積極展開に向けて業務提携した。

<コールドストレージ・ジャパンのサービスモデル>
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<鮮度保持技術>
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コールドストレージ・ジャパンが実現した水分子を共振することで青果物の細胞を活性化させ、氷点下でも凍結せず、ドリップも最小限に抑えることができる鮮度保持技術と、ロジスティックノウハウを複合させ、大福の持つ中華圏をはじめとする世界各国のレストランなどへの卸売や、現地スーパーマーケットなど小売流通のルートへ積極活用する。

これにより、購買ニーズの高い海外に向けた輸送納期を短縮と鮮度保持期間の長期化を図り、市場ニーズの高い高品質な国産青果類の輸出を実現。販売機会の増大や輸送頻度の低減効率化、物流コスト低下、海外の市場価格の逓減といった課題解決につなげることで、海外での市場流通量を増大し、生産者と海外消費者の満足度の最大化を目指す。

なお、大福は東京都港区に本社を置き、食品や菓子などの商品企画、開発、製造、販売、輸出入のほか、日本食文化の海外進出に関するコンサルティング業務などを手がける企業。

また、コールドストレージ・ジャパンは、神戸市中央区に本社を置き、コールドチェーン最適化に関わるコンサルティングや、物流資材の販売・リース業を手がけている。

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