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プロロジス/茨城県古河市にBTS型物流施設5棟、開発に着手

2019年01月22日/物流施設

プロロジスは1月22日、茨城県古河市で、BTS型物流施設5棟を擁するインダストリアルパークの開発に着手すると発表した。

<手前がプロロジス古河プロジェクト フェーズ2 (完成予想図) 敷地奥はフェーズ1(竣工済み)>
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開発を計画している「プロロジス古河プロジェクト」フェーズ2の敷地面積は約17万5200m2であり、国内でのプロロジスの開発実績では、平場面積として過去最大の敷地となる。

「プロロジス古河プロジェクト」開発予定地は、圏央道「五霞IC」から約6km(約10分)の北利根工業団地内に開発され、茨城県と都心部をつなぐ新4号国道から至近に立地している。

圏央道開通により、都心部から放射状に延びる東名・中央・関越・東北・常磐・東関東自動車道が利用しやすくなり、東北方面や関西方面へのアクセス利便性が向上した。物流ハブとして名高い加須エリアからも約10kmとアクセスが良く、関東全域のみならず、東日本での広域配送拠点として活用されているエリアだ。

「プロロジス古河プロジェクト」フェーズ2では、約17万5200m2の敷地に、カスタマー1社につき1棟の専用(BTS型)物流施設を5棟開発する計画で、入居企業を募集している。工業専用地域の特性を活かし、さまざまな業種・用途の物流需要に応えるインダストリアルパークとして開発する構想。

個々の物流施設は、延床面積約1万坪の規模を想定し、各入居企業の要望に合わせた施設設計を行う。医薬品や食品保管のための定温・冷蔵倉庫に対応した、ドックシェルターの装備や、飲料等の重量物保管に応える床荷重、保管効率を高める有効高さの設定、ランプウェイ付きの多層階施設、免震構造などの多様な要望にも対応する。

広大な敷地規模を活かし、パーク内で働く人のための休憩スペースやコンビニエンスストアを備えた共用棟や、給油所等の併設も検討している。

開発地の北東隣では、「プロロジス古河プロジェクト」のフェーズ1として、合計約10万6000m2の敷地にBTS型物流施設「プロロジスパーク古河1・2・3」が稼働中。フェーズ2の開発により、フェーズ1の入居企業にとっても、共用施設の利用、人員や保管スペースの相互融通など将来的メリットが期待されているとしている。

■「プロロジス古河プロジェクト」フェーズ2 計画概要
名称:プロロジス古河プロジェクト
所在地:茨城県古河市北利根
総敷地面積:約17万5500m2
1棟あたり延床面積:3万3000m2程度を想定
着工予定:2019年秋~順次着工
竣工予定:2021年~順次竣工

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