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UPS/出荷管理プラットフォームに新機能を追加

2019年03月05日/IT・機器

UPSグローバルフレートフォワーディングは3月5日、各輸送モードで貨物レベルや発注書レベルでの追跡が可能なプラットフォーム「Flex Global View(フレックス・グローバル・ビュー)」のアップグレードを発表した。

今回のアップグレードでは、新機能として「サプライチェーン関連データにより簡単にアクセス可能な新しいサプライチェーン・ダッシュボード画面」「最新のデータ可視化ツールを使用した新しいレポート機能」「スペイン語、フランス語、中国語(北京語)に対応」の3点を追加した。

UPSは、同プラットフォームの機能を約6か月毎に強化しており、2019年を通じてさらなる強化を計画。こうした最新のアップグレードにより、荷主は貨物や通関、在庫、発注書などのサプライチェーン関連情報へより簡単にアクセスできるようになる。

UPSフレートフォワーディングのロメイン・セガン プレジデントは、「サプライチェーンがより洗練化する状況において、UPSは、荷主がこの重要なテクノロジーツールを活用して複雑な世界貿易に容易に対処できるようにしている。世界有数の通関業者としての専門知識とあわせ、『Flex Global View』のようなサプライチェーンソリューションは、荷主のリスクを最小化し、成功を最大化する」と述べている。

今回のアップグレードは、調査会社マスティオ&カンパニーが実施した第6回産業パフォーマンス・ベンチマーキング調査で明らかになった、フレートフォワーディングサービスを利用する荷送人と意思決定者が、輸送過程での行き届いた管理や、配達時間の正確さ、業務の実施、貨物の追跡とタイムリーな通知を最も重要視しているという結果を踏まえて実施された。

なお、UPSは同調査のフレートフォワーディング部門で、第1位の評価を受けている。

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