Amazonは3月12日、地域貢献活動の一環としてアマゾン川崎FC(フルフィルメントセンター)にプロサッカーチームの川崎フロンターレを迎え、3月4日からの2回にわたり、「5S」(整理、整頓、清掃、清潔、躾)や「カイゼン」について意見交換する交流会「Amazon safety&kaizen session」を実施したと発表した。
プログラムでは、3月4日に川崎FCから安全管理部門の担当者や商品の棚入れ部門の担当者など4名が川崎フロンターレの試合運営のための資材倉庫を訪れ、安全な資材管理の方法や分かりやすいサイン表示などについてカイゼン提案を実施した。
また、後日、川崎フロンターレの藁科義弘社長を含む10名のスタッフが川崎FCを訪れ、Amazonの5Sや働きやすい職場環境作りのカイゼンについて事例紹介を受けるとともに、プログラムの最後に設けた意見交換の場で、チームサポーターの利便性向上を目的としたチーム運営のカイゼンについて、活発なディスカッションを行った。
川崎フロンターレの藁科社長は、「交流会を通じてAmazonの貴重な知見を共有することができた。今回の学びは、サポーターがより安全に楽しめるようなスタジアム運営に応用するなど、さらに上を目指したチーム作りに生かしていきたい」とコメントした。
両社は、1月に行われた川崎フロンターレの2019年チーム新体制発表会で、共同で地域貢献活動を推進していく「コミュニティパートナー」になることを発表しており、今回の交流会はその第1弾の取り組みとして行われた。